リフォーム費用の相場は?使える補助金とおすすめ見積比較サイト

2020-07-02

リフォームに満足している女性

子どもたちも独立して家を出て行ったことだし、「これからは家のリフォームでもしてゆとりあるセカンドライフを楽しもう!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

でも一方では高齢化が進み、日々暮らしていく生活費や医療費など老後の生活資金は不安がいっぱい。

そこで今回は、できるだけリフォーム費用を抑えるために知っておきたいリフォーム補助金について、またリフォーム費用の相場はいくらくらいか、そして見積比較を行う時のおすすめサイトをご紹介します。

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リフォーム補助金

実は2019年度、従来の省エネ性能に優れた住宅に対して交付された補助金に代わって、新たに高齢者対応や子育て支援等に資する住宅に対して支援される「次世代住宅ポイント制度」が制度化されました。先ずはこの制度の内容を紹介します。

次世代住宅ポイント制度とは

「次世代住宅ポイント制度」は、「環境」のほか「安全・安心」「健康長寿・高齢者対応」「子育て支援・働き方改革」に資する住宅に対して支援される制度で、これまでの省エネに関する要件を必須とせず耐震性やバリアフリー性、家事負担軽減に資する設備等を有する住宅についても支援の対象になり、そういった住宅の新築やリフォームをされた方に対してさまざまな商品と交換できるポイントを発行するという制度です。

そしてこの「次世代住宅ポイント制度」は、予定では消費税率が引上がる2019年度のみの制度となっていますので、リフォームを考えているなら先ずこの制度の詳しい内容を確認しておくことをおすすめします。

スケジュール

🔎ポイント発行申請

申請開始:2019年6月3日、申請期限:予算執行状況に応じて公表(遅くとも2020年3月31日)

🔎商品交換申込期間

2019年10月1日~2020年6月30日

リフォーム後のダイニング

ポイント付与対象になるリフォーム

開口部の断熱改修 ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換
外壁、屋根・天井または床の断熱改修
エコ住宅設備の設置 太陽熱使用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓
バリアフリー改修 手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、ホームエレベータの新設、衝撃緩和畳の設置
耐震改修
家事負担軽減に資する設備の設置 ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、掃除しやすいトイレ、宅配ボックス
リフォーム瑕疵保険への加入
インスペクションの実施
若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム
  • 若者、子育て世帯が自ら居住することを目的に購入した既存住宅であること
  • 売買契約締結後3ヶ月以内にリフォーム工事の請負契約を締結すること
  • 税込み100蔓延以上のリフォーム工事を行うこと

※新築住宅の購入は対象外 ※若者世帯とは2018年12月21日(閣議決定日)時点で40歳未満の世帯 ※子育て世帯とは2018年12月21日(閣議決定日)時点で18歳未満の子を有する世帯または申請時点で18歳未満の子を有する世帯 ※対象住宅の性能・対象工事等の内容に応じてその性能を証明する書類が必要になります

付与されるポイント数や詳しい制度の内容は、こちら(次世代ポイント事務局ホームページ)

その他のリフォーム補助金

「次世代住宅ポイント制度」以外にも、国や地方公共団体がリフォームに関する様々な補助制度を設けています。

🔎長期優良住宅化リフォーム推進事業(国土交通省)

国土交通省が管轄している政策で、劣化対策、耐震性、省エネ対策、キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設など三世代同居対応改修工事等に要する費用に対して、最大300万円が補助されます。詳しい内容はこちら(国立研究開発法人「建築研究所」ホームページ)

🔎高性能建材による住宅の断熱リフォーム事業(経済産業省、環境省)

既存住宅において高性能建材(ガラス・窓・断熱材)を利用して行ったリフォームに対して最大戸建住宅で120万円、集合住宅で1戸当たり15万円が補助されます。詳しい内容はこちら(出典:SIIウェブサイト)

🔎地方公共団体のリフォーム支援

地方公共団体自治体でも独自にリフォームに対する補助制度など支援策を行っています。各地方自治体の支援制度については、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会ホームページから「地方公共団体における住宅リフォーム支援検索サイト」で調べることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

リフォーム一括見積サイトを利用する女性

介護リフォームに対する支援

🔎介護保険制度の「住宅改修費」

要介護または要支援認定を受けている方が住む自宅で改修を行う場合には、介護保険を利用して「住宅改修費」の支給を受けることができます。(上限20万円・自己負担あり)

🔎「住宅改修費」の支給対象内容

(1)手すりの取付け
(2)段差の解消
(3)滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
(4)引き戸等への扉の取替え
(5)洋式便器等への便器の取替え
(6)その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修宅の手すりの取り付け、段差の解消、滑り防止等の床材変更、扉の取替え、便器の取替え

🔎支給の流れ

必要な書類(住宅改修が必要な理由書等)を添えて申請書を提出し、工事完成後、領収書等の費用発生の事実がわかる書類等を提出することで実際の住宅改修費の9割相当額が償還払いで支給されます。詳細の内容はこちら(厚生労働省ホームページ)

介護保険以外に介護リフォームを補助してくれる制度

介護保険以外にも市区町村などが行っている介護リフォーム補助事業があります。ただし支給条件や支給額、工事の種類など各自治体によって異なりますので各市区町村にお問い合わせください。

工事の種類も介護保険の「住宅改修費」にない工事も含まれていますので、介護リフォームを検討するときには介護保険の利用と併せて自治体に相談するのがよいでしょう。

参考までに札幌市の「住宅エコリフォーム補助制度」はこちら(出典:札幌市ホームページより)

リフォーム後の浴室

リフォーム費用の相場

見積依頼をする前に、ある程度リフォーム費用の目安をわかっていればお金の計画も立てやすくなりますよね。ただし新築と違ってリフォームは建物の状態によって工事費が変わるという特性がありますので、あくまでもひとつの目安として参考にしてください。(※参照元:国土交通省ホームページより)
価格帯 工事内容と価格
0~20万円 ●温水洗浄便座設置:8~16、●バスタブ交換:14~20、●畳の交換:6~12、●畳→フローリング:15~60、●壁クロス貼替:6~30、●段差解消(床嵩上げ):8~20、●火災報知器取付:4~10、●手すり設置:1~20、●モニタ付インターホン設置:8~16、●内窓追加:6~12、●雨樋交換(戸建):5~40
20~50万円 ●洗面化粧台交換:20~50、●トイレ全体改装:20~100、●ガス給湯器交換:20~50、●壁クロス→珪藻土に:18~30、●廊下改修:20~100、●スレート屋根塗替(戸建):20~80、●シロアリ防止処理(戸建):15~30、●ウッドデッキ新設(戸建て):10~80
50~100万円 ●洗面所改装:20~100、●システムキッチン交換:40~80、●2室を1室にまとめる:50~80、●床暖房敷設:50~150、●和室→洋室への改装:50~200、●和室→洋室(バリアフリー仕様)への改装:70~300、●階段の改修(戸建):20~100、●バルコニー改修(マンション):20~100、●バルコニー改修(戸建):20~200、●外壁材の重ね塗り(戸建):50~150、●シャッター式雨戸への交換(戸建):70~150、●耐震補強(金物使用)(戸建):20~60、●サイディングの上貼り(戸建):80~200
100~300万円 ●システムキッチン交換(壁付→対面型):75~200、●システムバス交換(戸建):60~150、●キッチン全体のリフォーム:80~400、●オール電化への改修:100~200、●ダイニング改修:100~200、●リビング改修:200~400、●金属屋根の重ね葺き(戸建):90~250、●瓦屋根交換(戸建):70~120、●玄関改装(戸建):20~150、●太陽光発電システム(戸建):200~300

リフォームのおすすめな見積比較サイト

ある程度目安の費用がわかったら、見積をとってみましょう。ここからはリフォームおすすめ見積比較サイトをまとめて紹介します。

ロハスなリフォームを提供してくれる「オクタ」

「オクタ」は、LOHAS studioの公式Webサイトでデザインと性能にこだわったリフォームやリノベーションを提供しています。リフォームデザインコンテストでは3年連続で全国最優秀賞を受賞。さらに国土交通省・長期優良住宅先導事業に3年連続で採択されデザイン・性能ともに高評価となっています。


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🔎利用者口コミを多数掲載

実際に見積した経験者の生の声を掲載しているので気になる販売会社をチェックすることができます。

🔎簡単!最短1分で見積り完了!

必要事項を入力し最短1分で見積完了。複数社の見積をとることができます。良質な販売会社のみを掲載しているので安心して見積を取ることができます。

まとめ

いかがでしたか?

利用できる補助金などをうまく活用してリフォームをし、おしゃれで素敵なシニアライフを過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

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